井の中の蛙 ジンベイを知らず

されど、ほにゃららの深さを知る

(本当は)ストイックな男、ボテチン

年明けの1/17にボテチンが「痩せる!」と宣言して、1か月半が経った。 (久しぶりのブログ更新…!) 「痩せないと!」と言って運動をしに行ったかと思うと、 数日後には「最近頑張ってるし…♡」とラーメンを食べに行く。 「やっぱあかん!」と言って、夜ご飯…

ボテチン、痩せるってよ。

自分の体型や見た目の変化に気付くのはどんな時だろうか? 去年の冬に履いていたスカートが入らなくなった時? 久しぶりに乗った体重計で驚きの数値をたたき出した時? 脱衣所の鏡に映る自分の姿をまじまじと見た時? 旦那さんから「ちょっと丸みを帯びてき…

「歌」以外に歌うものって何がある?

どうでも良い話をしても良いですか?? 「歌を歌おう」 「sing a song」 こう言いますよね? そこで、私が子どもの頃からずっと思ってた疑問なんですが、 「歌う」「sing」という動詞につく目的語って、「歌」以外に何がありますか?? 歌うのって「歌」しか…

愛情深い男、ボテチン

ボテチンの見た目はちょっと怖い。 世の中には、見るからに優しそう!なオーラが出ているような人もいる中で、彼はどちらかというと怖そうと思われるタイプの人間だ。 まず、背も高いし、肩幅も広いから、単純にデカさが怖い。しかも顔もやんちゃな顔してる…

子どもの傷つきに気付くには

最近、ちょっとした知り合いからこのようなことを言われた。 あなたの学歴があるのは、ご両親の熱心な教育あってのこと。感謝しないとね。 もう本当に、心の底から、余計なお世話だと思ったけれど、 まぁその人は私の両親に会ったことはないし、私も両親につ…

「みんなと一緒」は安心と窮屈が混ざり合っている

先日、若さ溢れる女子高生からこんな相談をされた。 子どもの頃は保育士になりたいと思っていたけれど、給料が低いと聞く。だから別の道を考えようと思う。将来、安定した職に就きたいと思う。けれど、周りと同じ型にはまるのも嫌だ。 高校生くらいの時期っ…

岩波文庫的『月の満ち欠け』が最高に丁寧で上質な小説だったから、みんなにも読んでみてほしい

みなさんは普段小説を読むだろうか。 ブログを読んだり書いたりする人は文字に抵抗がない人たちばかりだろうから、きっと読書率は高い方だろうと思う。 そういう私も、本はそれなりに読む方だ。だけど小説はあまり読まない。 専門書を読むことに時間が取られ…

料理男子、ボテチン

私の旦那さんであるボテチンの働いている職場では、月に3~4回ほど当直の仕事がある。ボテチンが当直の夜は、当然私は家でひとりぼっち。正直、めっちゃ寂しい。 いつもは一緒に夕食を食べて、一緒にゲームして、一緒に歯磨きして、一緒に寝室に行き、一緒に…

頼れる男、ボテチン

二日前の突然の台風。 12日の昼前からケータイに色んな警報が届きはじめ、アラーム鳴りっぱなし。ニュースを見ても「命を守る行動を」と、ただならぬ気配。 旦那さんのボテチンが窓ガラスに養生テープで補強してくれたり、避難の時のためのリュックを用意し…

こんな大人になりたいな

大学生の頃、まさに就職活動が始まって間もない頃、友人が就職面接対策として「尊敬する人は誰ですか」の答えを考えていた。 私は大学院に進学するつもりでまったく就職する気がなかったので、そういう就職面接でよく聞かれるような質問について考えたことが…

不登校の生徒さんが抱える心配

今日は不登校のことを書いてみようと思う。 中学校のスクールカウンセラーをしていると、不登校の生徒さんとその親御さんに良く会う。スクールカウンセラーをするまでは、いじめとか発達障害など“学校に来ている”生徒さんに会うことが多いのかなと想像してい…

はじめて献血ルームに行った時の話

みなさんは献血ルームに行ったことがあるだろうか。 ちょっと大きめの駅とかに行くと結構な確率で「献血おねがいします」という声が聞こえる気がする。私はO型なのだけど、O型はA型さんやB型さんにも輸血が出来るらしい。私ってば、なかなか融通の利くタイプ…

上司に関する愚痴を聞いていて思ったこと

数日前、ボテチンの職場の後輩くん2名が自宅に遊びに来た。 私はその日仕事があって帰宅は21時頃になったのだけど、帰った時にまだ彼らがいて、その輪の中に私も合流した。 ケーキを買って来てくれたり、美味しいパン屋さんのデニッシュを買ってきてくれたり…

電車に乗ってて思ったこと

今日は普段とは異なる文体&内容でお送りします。夏休みだし。気も抜ける。←? 文章を書くためのネタがなくて困っていると、いつもボテチンが涼しい顔して言ってくる。 「この会話、書けば良いやん」 電車の中とかで話す私たちの会話をそのまま書いたらええ…

不登校のタイプ

公立の中学校でスクールカウンセラーをしているので、不登校のお子さんやその親御さんとも関わることが多い。 不登校と一口に言っても色んなタイプがいるが、ざっくり分けると2種類あるような気がする。 それは、学校よりも楽しいところがあるタイプと、学校…

素直になれないお年頃

家庭教師で女子高生のお家に行ってきた。その時に少しだけ彼女の愚痴を聞いた。 母親と喧嘩した。 全然私のことを分かってくれない。一方的に叱責されて腹が立った。 2日経った今も口を利いていない。 詳しい内容はここでは省略するとして、とにかく母親に自…

強すぎる価値観「~すべき」

少し前に知人とこういう話をした。 あるレストランでのこと。 子どもがお皿の中に手を突っ込んだり、大声を出したりしていた。それに対してその子の母親は『これが私の教育スタイルです』と言わんばかりに、子どもに注意したり叱責したりすることなく平然と…

それって「集中力がない」んじゃなくて、むしろ逆じゃない?って思ったADHDの子の話

いつかの話。 心理面接をしていて、自身の集中力のなさをなんとかしたい、と相談されたことがある。 その子は高校生で、すらりとしたモデルのような体型をしていて、おまけにぱっちり二重のとっても可愛らしい顔をした女の子だった。世間話が大変上手で、世…

「どうして学校が嫌なの?」と聞いても「分かんない」と答える子どもの心理

学校を休んでいる子どもに会った時、「どうして学校に行けないんだろう?」と尋ねてみると多くの子は学校に行きたくない理由について色々と語る。 親に話さなくても担任の先生に話したり、担任の先生に話さなくても親に話したり。 あの人が嫌、テストが嫌、…

数学の点数を上げる方法

最近の家庭教師の時間は、もっぱら数学を教えている。 高校生になると途端に難しくなる。日常生活に結び付くような具体的なイメージが持ちにくくなり、なんだかよく分からないけれど公式を覚えて使い慣れていく、というような単元が増える。 今回の授業は、…

「好き」のパワー

私は少し前まで児童福祉施設で働いていた。 様々な事情があって家で保護者と一緒に暮らせない子どもたちが、その施設で共同生活をする場所だ。 最近の施設は、プライバシーの観点から子ども一人ひとりに個室が設けられていることが多い。私が働いていた施設…

悪循環をどう断ち切るか

カウンセリングにいらっしゃる方の多くは、大抵の場合、負のスパイラルにはまり込んでいるように感じる。 最後の砦のような感じでカウンセリングを活用するので、カウンセラーと対面した時にはすでに事態が深刻化・複雑化していることが少なくない。 もう少…

孤独感って実は幻想らしい…???

昨日、孤独は避けようとすればするほど増加するものだ、という話を書いたのだけど、ちょうど最近、家庭教師をしている高校生のお子さんからこんな話を聞いた。 「孤独感は、他者の孤独感を投影したものらしい! つまり、私自身の中に孤独感があるのではなく…

孤独を避けようとすればするほど孤独になる理由

「孤独」というのは、(少なくとも、孤独を避けようとする人にとっては)とても寂しく、心細く、辛く、非常に耐えがたいものだろう。 仕事柄、中学生や高校生と接することが多いのだが、特に女子の場合は、一人になりたくなくて必死に友だち付き合いをしてい…

仕事の話っていつするのが正解なの…?

セクハラ、パワハラ、マタハラ、なんやらかんやら、色んなハラスメントが話題に上がるようになって久しいが、最近ちょっと『もしかして私、パワハラしてる…?』と不安になるようなことがあったので書いてみようと思う。 話は数日前。 我が家にぼてちんの後輩…

決断の先延ばし

最近、私の悪い癖を発見した。 悪い癖というか、これが変わるとちょっと生活が変わるのでは、と思う癖だ。 それは、【決断の先延ばし】。 前々から気付いてはいたが、それこそ「先延ばし」にして長い間見ないふりをしていた。 無意識に色んな場面で決断の先…

励ますということ

昨日、スクールカウンセラーとして働いている中学校の生徒さんと雑談をしていた時、その子がめっちゃ良いことを言っていた。 「正直、落ち込むこともたくさんあるけど、落ち込んで何も出来なくなってても結局自分の目標には到達しない。落ち込んでる時も、楽…

「好きにして良いよ」と言われてどう感じるか

ぼてちんの職場での話。 子どもに「好きにしたらええで」と言うと、そのうちの一人が「なんで?!怒ってるの!?」と言ってきたらしい。ぼてちん、びっくり。 ぼてちん「なんで“好きにしたらええ”という言葉で、怒ってる可能性があるんやろう?」 その子の気…

ぼてちんの寝言

先日、“ゲロゲロ”から“ぼてちん”に改名した旦那さん。 今日はせっかくなので、ぼてちんの話をしようと思う。 私はこれまで、寝言というものはドラマとか小説の中だけのフィクションだと思っていた。 まぁ言ってもせいぜい一瞬、何か言ったかな?と思うくらい…

ゲロゲロ、改名するってよ♪

先日、愛する旦那さんのゲロゲロから「ゲロゲロと言う名前を変えてほしい」という要望があった。カエル大好きな旦那さんにちなんでゲロゲロという名前を付けたのだが、私としてもなんだかしっくり来てはいなかった。だって鳴き声だし(笑) 名前感が薄いのが欠…