頼れる男、ボテチン
二日前の突然の台風。
12日の昼前からケータイに色んな警報が届きはじめ、アラーム鳴りっぱなし。
ニュースを見ても「命を守る行動を」と、ただならぬ気配。
旦那さんのボテチンが窓ガラスに養生テープで補強してくれたり、避難の時のためのリュックを用意してくれたりした。
というのも、ボテチンは11日の昼過ぎから当直で、12日の昼まで家には私ひとりぼっち。
何かあったらこれを持って逃げるんだ。
大丈夫!少しの辛抱だから。もし酷かったら途中で帰ってくる!
こういう時に頼れるのはボテチンしかいない。
ボテチンが頼れる男で本当に良かった。
リュックには笛もつけてくれた。
困った時はこれを吹くんだ!
ボテチン、かっこよすぎる…
ボテチンが仕事に行った後、私は私で出来ることはないかと考えた。
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浴槽に水を貯めておく
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冷凍庫、冷凍庫に残っている食材の調理
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冷蔵庫の中身の写真を撮っておく(←停電になった後に冷蔵庫のドアを開けるのを必要最低限にするため)
家には食べ物はたくさんあったので数日は買い物に行けなくても大丈夫さと思っていたのだが、良く見てみるとその多くはガスや電子レンジを使わないと食べれないものだった。
冷凍庫には最近ストックしたばかりの鶏肉(ささみ)が大量に入っていた。
だからこれを使って、最悪停電で冷蔵庫やレンジが使えなくなっても大丈夫そうなものを作ることにした。
白米がそそるものばかりだが、非常食で乾いた物ばかりになった時にこういうしっとりしたものが食べれるのは嬉しいかもと思った。
今回作ったのは「ささみフレーク」と「ピクルス」。ついでに卵も余っていたので全部煮卵にした。食材が良い感じで消費出来た。
そんなことをして台風が来るのに備えた。
結局、台風の影響でえげつない暴風雨に見舞われたのは12日の夜6時くらいから9時くらいまでの3時間程度で済んだ。(雨の方は朝からずっと酷かった。近くの川も氾濫していて避難勧告が出ていた)
あまりの風の強さに、窓ガラスが割れてしまうのではないかと冷や冷やした。
しかも、ベランダの窓の立て付けが悪いのか、強い風が吹くたびに窓と窓の隙間から「ピーーー!!ピーーー!!」と音がする。
窓のガタガタする音と、ピーピー言う音がなんだか耳障りで、もう不安を通り越してイライラしてきた。
するとボテチンが
なんか太鼓と笛の音みたいに聞こえてきた♪
とか言い出し、急にお祭りモードに。
おかげで怖さもイライラもあっという間になくなった。
お祭りモードのなか二人でゲームをしていたら、いつの間にか周りが静かになっていた。
ボテチンの頼もしさを改めて感じた一件でした。
何はともあれ、無事に台風が過ぎ去ってくれて良かった…。
作った惣菜たちはゆっくり消費中です。
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