修論執筆の1週間②
↑きのう書いたもの↑のつづき。
クリスマスが終わって2,3日は、わりと健康的に集中した。
朝起きて、机の上に広がった資料が目に付く。やらねば…とゆっくりエンジンがかかる。冷凍してあった食パンを焼きつつ、ノートPCを立ち上げる。ついでにお湯も沸かす。少し机で作業をしていると、食パンが焼き上がるのでキッチンへ移動。コンロの横でバターとジャムを塗る。そうしていると横でお湯が沸き始める。紅茶を淹れて、トーストとマグカップを持って部屋に戻る。朝ごはんタイム。適当に机の上にスペースを作り、小さな幸福を噛みしめる。簡単な朝食だが、1日のスタートには最適だ。食べ終わったらすぐにキッチンへ行き、そのまま皿洗い。面倒くさい作業があとでまとまって襲い掛かってこないように先手を打つ。マグカップにお湯と茶葉を足し、紅茶を濃い目に入れ、ここから本格的に作業開始である。このマグカップ、500mlは入る大きさだ。
朝、と書いたが、まぁいつも9時とか、遅いと10時とかになる。
そのまま食パンのエネルギーを使って、昼過ぎまで作業を続ける。
昼過ぎになると少しお腹が減り、集中力も切れだす。いよいよ集中力が切れた、というタイミングで、気分転換もかねてマンションから徒歩30秒のところにあるコンビニに行く。そこで、昼食とちょっとしたおやつを買う。お弁当の時もあるし、冷凍食品の時もある。おやつはだいたいガルボ。たまに奮発してガトーショコラを買う時もあった。コンビニが完全にお正月仕様になっていて、自分だけが世間の時間の流れに乗れていないようなそんな感覚になりながら、家に戻る。
外の冷たい空気で身体と頭を冷やし、少しの爽快感を得る。
昼食をとった後も真面目に作業に取り掛かる。こちとら卒業したくて必死だ。
マグカップの中が空になると、またお湯を沸かす。キッチンに向かう時もまた、気分転換になる。滞った血液が全身に巡るからだろうか、キッチンに立つと頭がすっきりしてアイデアがまとまることが多い。
温かい紅茶を飲みながら、買っておいたおやつをつまむ。PC画面とにらめっこしながら、口の中にチョコレートの甘味が広がる。紅茶の温かさが広がる。
そんなことを繰り返していると、次は夜を迎える。夕食が食べたくなる。きっと集中力が切れたのだろう。
もう暗いし寒いのでコンビニは諦める。パスタを湯がき、レトルトのミートソースをかけて食べる。雑な食事だが、致し方ない。それに、なんだかんだミートスパゲティは好きなので特に嫌ではない。
夕食後は、そこまで根詰めて作業はしない。
先輩への状況報告とか、資料の整理とか、これまで書き上げたものを読み返したり、軽微な修正をしたり、体裁を整えたり、明日はこれをしようと考えたり、そういうことをして時間を過ごす。
そして入浴。シャワーも良い気分転換になる。キッチン同様、ここでも新しいアイデアが生まれることが多い。しかしキッチンとは違いメモで残すことが出来ないため、せっかくの新しいアイデアが疲れと共にシャワーで流れてしまうことも少なくない。
お風呂からあがって、気分が良ければ作業を再開するし、そうじゃなかったら机の片づけをする。PCは閉じ、タブレットもケースにしまう。机と床に無造作に広がった資料も整理する。そして机の上に、PCと資料をあえて乗せたままにしておく。資料は該当の箇所を少しだけ広げておく。起きた時にすぐに『あぁやらないと』と思えるように。
そしてまた朝を迎えるのだ。
こんな1日を、12/26から12/28の昼までは繰り返していた。
>>>いよいよアホな体験の入り口へ!明日につづく>>>