井の中の蛙 ジンベイを知らず

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受験まであと1か月!となった時の【過ごし方】と【勉強法】

これまで数々の受験や試験を乗り越え、受験指導も行っているの受験のプロが、試験まであと1か月!!!という時の【過ごし方】と【勉強法】を公開します。

 

あと1か月!!!

もう時間がないから、ちゃちゃっと結論だけ書くよ!

 

これを読んだら、すぐに実行して、無事に合格してください。

もうここまできたら、やるっきゃない~!

 

 

 

まずは【過ごし方】

①と②は10分以内に終わらせよう!時間をかけるところではないよ!

 

①カレンダーを書く。

普段使っているノートの1ページを使って、今日から試験日までのカレンダーを書く。

入試まであとどのくらい時間が残されているのかを視覚化します。

 

②試験までに絶対に終わらせたいノルマを書き出す。

例えば、過去問3年分は絶対に全部やりたい、とか、この問題集は終わらせたい、とか。

そして、書き出したノルマを見て、残りの日数と相談しながら優先順位を決める。

最後に、①で書いたカレンダーに②のノルマを割り振る。

 

 あとは、基本的にこのカレンダー通りに勉強を進めるだけ! 

 

もちろん、やっているうちに『思った以上に時間がかかってしまった』とか『どうしても時間が取れなかった』なんていう日が出てきます。

そういう時は、カレンダーを見て、残された日数の中で調整してください。

 

③図書館に毎日通う。

自習室でも良い。もちろん家でも良い。とにかく勉強が出来る空間に毎日通いましょう。

 

休館日(休校日)は仕方ないね。

その時は、いっそ遊びに行ってリフレッシュしても良いです。1週間のうちの1日くらいは大丈夫。

 

でももし元気があるなら、その休憩日にも、ちょっと本を読んだり、これまでの復習をしたりして、思考の整理をしましょう。

 

④朝起きて、夜に寝る。

入試は、普段の定期テストとはわけが違います。徹夜して済むような簡単なものではないはず。

焦る気持ちは分かるけど、一か月後の試験日に最高のコンディションで臨むためにも、徹夜は絶対にNG昼夜逆転もお勧めしません。

 

 朝起きて、勉強して、夜12時には寝る。

 

入試も朝早くから開始されるので、この時期からそのリズムで身体を慣らしましょう。

 

⑤『面倒くさい』はご褒美でしのぐ。

あと1か月とはいえ、『勉強いやだ~』『面倒くさい』と思う日もあるはず。

そんな時は、自分にご褒美を。

 

例えば…

 ・図書館に行ったら、アイス1個。

 ・机に座ってノートを開いたら、チョコ1個

(ちょっとしたご褒美を自分で設定しよう。糖分の取りすぎは眠気が出るので、食べすぎは注意!)

 

1か月前だという焦りもあるはずなので、ノートを開きさえすれば、あとは自動的にペンが進むはず。

それでも進まなければ、チョコを増やしましょう。(この一問を解いたらチョコ1個!とか)

 

そして、それでもだめなら、見切りをつけて眠りましょう!!!

きっと心が疲れている証拠です。

 

⑥周りの人に合わせない。

 友だちが15時で帰ったからといって、あなたも一緒になって帰ってはいけません。

 あなたはあなたのペースがあるはず。

 一生に一度の入試。あなたのペースで力をつけなければ意味がない。

 あなたのペースで、あなたのやりやすい方法で、勉強を続けてください。

 

以上が【過ごし方】です。

 

やる時はやる、やらない時はしっかり休む、というメリハリがこの1か月は特に重要です!

 

次は、【勉強法】

こちらも、さくっとお伝えします。

 

①解けなかった問題に向き合う

この時期に過去問に手を出す人も多いはず。

その際、間違える問題がありますよね。それをとことん追求してください。

 

追求の仕方は、

『自分は何を知らなかったから、この問題を解けなかったのか』と問うことです。

 

そして、自分に何が足りなかったのかを知った後、もう一度問題を解いてみる。

 

それで解ければOK。

 

解けなければ、まだ自分に足りない知識があるはずです。
それを探す。
解答を見て、参考書を見て、先生に質問して、自分に足りなかった知識が何かを知りましょう。

 

②ノートを作る

先ほど①で知った「自分に足りなかった知識」をノートにまとめておきます。

 

『こんなことすっかり忘れてたよー!!!』という知識や、『こんなの知らなかった!』という知識を、ノートに残してください。

 

このノートは、試験当日に試験会場に持参するものです。

これは必ずあなたのお守りになります。

 

最後に

最後の一か月は忍耐みたいなものです。

この1か月に気が抜けてしまうと、これまでの頑張りが水の泡になりかねません。

 

逆に、この1か月を濃く過ごすことが出来れば、これまで以上に成果が付いてきます。受験生って本当にすごい生き物でして、試験当日まで、なんなら試験中も、ずっと伸び続けます。

 

この1か月を頑張りぬいた人が、試験終了の最後の最後まで伸び続ける人です。

 

あと1か月。

これまで通り、淡々と、一歩ずつ前へ進んでください。

 

受験勉強を頑張るみなさんを心から応援しています!